製材事業について

最先端設備と人の手で作り上げる高品質な木材をご提供

製材事業は、本社工場、第二工場、協力工場の計三工場からなっており、三工場合計の年間原木消費量は10万㎥に達します。山から来た丸太を最初に挽く計7台の製材機は、それぞれに得意な長さや太さがあり、それらを上手く分けながら効率よく、また最大限の付加価値を引き出せる製材工程になっています。

そこから出た半製品を乾燥する大型乾燥機も28機(7,600㎥/月)完備し、全てバイオマスボイラーからの熱源で賄っています。更に、そのボイラー燃料も全て自社から出る皮やオガで賄っており、山の恵みを無駄なく全て有効的に使い切る工場になっています。

また弊社の大きな特徴として機械化がどんどん進む中でも製品の出荷前の検品は全てそれぞれ決まった担当者が目視で行っており、機械では判断に苦しむような欠点なども見逃す事無く検品出来ております。さらに強度や水分を機械で測定し1本1本に印字をするJAS機械等級区分にも対応実績が多数あり、EW(エンジニアリングウッド)としてお客様に常に安定した品質の木材を提供出来る仕組みになっております。

商品一覧

やみぞパワー

やみぞパワーは、その名の通り強さに特徴があります。やみぞ山系から産出される優良な木材は、全国的に見ても高い強度を誇り、弊社ではE70以上を標準仕様にしています。また、常に3~7mまで(一部8,9mも在庫あり)200種類20,000本以上を乾燥済みの在庫を持っているので、急ぎのご注文や大型物件への対応にもかなりの強みを持ちます。

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やみぞ美人

やみぞ美人は、60年生以上の枝打ちなど手入れのされた材を主な原料にしています。また、機械乾燥の温度が天然乾燥に近い低温(40度台)である事で、木材本来の風合いや色味を実現いつつ、機械乾燥により一度8%以下まで落とし、そこから養生する事で並行含水率付近に戻し、寸法安定性を増しています。仕上げの超仕上げの刃物はかなり頻繁に交換する事で艶のある鏡のような仕上がりになります。乾燥済みの原板も常時100,000枚在庫しており、急なご注文にも柔軟な対応が可能です。昨年から、やみぞVという洋風な風合いを持つリブ加工の羽目板も販売開始致しました。

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やみぞV

やみぞVは、表面にリブ加工を施す事で柾目材のような見た目になり、洋間にも適した材として扱う事が可能です。また、表面積が増える事で木材の調湿効果や消臭効果も高くなり、より快適な空間のご提供が可能です。

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杉材

無垢材のほぼ全ての品目を生産しております。柱や間柱、野縁、垂木など95%がKD材になります。ヌキ、胴縁のみグリーン材です。内装材を主力としている為、手入れがされている高樹齢の原木が多く、そこから生産される杉材は節が少なく強度などにも定評があります。また、地域的に黒芯など水分の抜けずらい原木が少ないので、含水率のムラもかなり少ないです。

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